Season5でも様々なベースのパターンを耳コピしてみましょう。ただ、わかりやすいので、音色はピアノにしておきますね。後半はかなり難しく感じるかもしれませんので、その場合はChapter2~4の復習を何度もやってみてください!
※調性に関して疑問が発生するかもしれませんが、調号についての知識の少ない方もいらっしゃるため、臨時記号のみの記譜を想定しています(解答例もそのように)。お分かりの方はもちろん、調号を記載してみてください。
それではまずは、テンポ70で16分系8小節です。
5-1
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次の課題はカントリーなどでお馴染みの2ビートです。
5-2
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次はジャズで使われる4ビートのリズムです(テンポは136、16小節)。テーマの最初はこんな風に音数はやや抑えめに演奏されることが多いです。
5-3
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次も4ビートです。同じくテンポは136で、16小節です。
5-4
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ロックやポップスを演奏することが多い方には、あまり馴染みがないかもしれません。3拍子もやってみましょう。テンポは110で、8小節です。
5-5
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次はちょっと特殊系ではありますが、8分の12拍子です。ただ、こちらも1拍が付点4分音符ととらえれば、4拍子と変わりません。
ちょっと補足しましょう。
下記のように、付点四分音符ひとつ分(8分音符3つ分)でまとめていけば、4拍子です。記譜もこの単位で書きます。
鳴っているクリックは付点4分音符で90です(慣れていない方は、まずはこれを「いちい、にいい、さんん、よんん」と感じてみてくださいね)。この課題だけカウントはシングル(1小節)です。
5-6
正解はこちらです。付点四分音符ひとつ分で書いていくのがミソです。
さて、ここからはいろいろな要素が混在していきます。5-7以降、テンポは全て4分で100で8小節です。かなり複雑な音使いもしています。一聴しただけでは分からないかもしれませんが、頑張って何度も聴いてみてください!
5-7
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5-8
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5-9
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5-10
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5-11
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Season5の課題は以上です。
ネタに関してはもうお気づきですよね。何でも良いのです!ですので、もっともっとやりたい方は、歌謡曲でもなんでも最初の数小節で構いませんから、聴いた音を耳コピして書いてみてください。
また、シャッフルやハーフタイムシャッフルなどのリズムの種類や、ジャンルごとのベースパターンなどについては、あまりに量が膨大になってしまうため割愛させていただきました。今後どこかにあらためて掲載はするつもりですが、とりあえずはここまで聴き取って書ければ充分リズムの強化という目的は達成されているでしょう。これらについての詳細は、レッスンなどで質問してくださいね!!
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5-7